「剣道時代」の依頼により寄稿された
福田成志先輩(昭49卒 北友会副会長・東京都剣道連盟常任理事)
の随想が 本年10月号(8月24日発行)に掲載されています。
剣道修練者にとって大変参考となるお話です。ぜひご一読ください。
(画像を添付させていただきましたが 本号には北大剣道部縁の先生方の記事も掲載されています。ご購読よろしくお願い致します。)
なお 福田先輩から事務局宛寄せられた示唆に富んだコメントを紹介させていただきます。
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「懸待」のコツは「触刃」から「交刃」(一足一刀)の間に入る10~20cmの間
です。
藤井先生がこの間を「地獄の一丁目」と言っていましたが、この間に自分からは
打たないのです。つい打ちたくなりますが、相手が動くまで我慢するのです。「ため」
ですね。この時大事なのは相手と対峙したら必ず「触刃」の間をキープすることです。
年配の方で最初から「交刃」の間に入って来られる方がいます。
近先生に「こういう場合はどうしたらいいでしょうか」と聞きましたら
「剣道は相手と二人で作りあげるものです。後輩であれば間合いを教えてあげたらいいし
先輩であれば早めに稽古をやめることです。時間の無駄です。」と言われました。
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剣道がますます楽しくなりますね。